ちょっとすごいロガー、もうちょっとすごいロガーのログはLOG.DATという普通のテキストで見れないバイナリファイルで保存されています。これをエクセルや普通のエディタで表示するためにはNinjaScan GUI(zip)などを使ってアスキーファイルにします。
そのあと、エクセルなどで必要に合わせてグラフ化するのがいいですが、もう少し簡単にログが見れると良いですよね。
ということで作りました。
作った
zipファイル: NinjaScan LOG Viewer
Githubリポジトリ: https://github.com/ina111/NinjaScan_LogViewer
ログのgpstimeから必要なところを切り出してmatplotlibでグラフ化しています。MITライセンスです。
使い方
すごいロガーのLOG.DATファイルを別ソフトのNinjaScan GUIで.csvファイルに変換。その後、LogViewerを使って、csvファイルを選ぶ。
データの中身を確認。範囲内のgpstimeからグラフ化するgpstimeを指定。Launch gps timeがグラフ化の時間のゼロ点。
Plotボタンでグラフ表示。適当に保存して下さい。
下の画像は某大学のハイブリッドロケットの飛翔ログです。極めて簡単にグラフ表示が可能です。出来る人はcsvファイルから自力でグラフ化するのが良いです。カスタマイズが出来ますから。
使っているもの
- python 言語
- matplotlib グラフ化
- Pyside GUI化
- cx_Freeze exe化(setup.py)
NinjaScan GUIの改良
地味にNinjaScan GUIも改良しました。GPS受信機のデータをubx形式(付いているモジュールの標準出力)だけではなくNMEA形式でも出力するようにしました。.nmeaファイルをGoogle Earthに読み込ませると結果が表示されます。
2015/4/1時点でのソフトを利用すると、NMEA出力のGPSの時刻が
ずれています。ソースは見ていませんが、うるう秒の補正を
忘れていませんか?