フライトシミュレータの参考書

フライトシミュレータの参考書がネットにあったという記事。

Amazonでも売っている「Modeling and Simulation of Aerospace Vehicle Dynamics」。フライトシミュレータを理解して作りたい人にとっては、すばらしい良書です。

フライトシミュレータを作ってみるとわかるのが、一番むずかしいというか頭使うのが、座標変換です。

座標変換さえ出来てしまえばあとは一個一個パラメータの値を決めてあげて、並列と回転の運動方程式である、行列形式の微分方程式を適当なソルバーかルンゲクッタで解くだけです。

2次元平面上でのフライトシミュレータは多くの作例がありますが、頭がむず痒くなる座標変換の話しをすっ飛ばして、簡単化して微分方程式を解くだけにしているのでプログラムの難易度が一気に下がります。教科書でも軸別に運動方程式を立式するのが多いのも座標変換のややこしさを省いて本質を見たいからですね。

基礎的な物理と座標変換に多くのページを費やし、飛行機やロケット(柔らかい表現)について丁寧に解説してある本がこの本です。

その本がイランのMathWorks社のホームページの中にPDFで置いてあります。。。

http://bit.ly/1Ag9ACI (PDF 19.8MB)

既に紙の本も買ってしまったけど、悔しくなんか無いです。。。

MatRockSim

本の中ではFortranとC++で実装されたアプリケーションの話が出てきています。これのMatlab実装版的なものである、私のプロジェクトのMatRockSim、正月はこれを改良して遊んでました。正月の遊びと言えば、羽根つき、凧揚げ、プログラミングですね!()

https://github.com/ina111/MatRockSim

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