就活思い出し1

就職活動っていう「一生を決めるイベント」とも「茶番で不毛な時間」とも取れるのを去年12月頃から5月頃までしたのでその思い出のまとめを忘れないように書き留めておこうと思います。

特に誰に対して有意義な記事にしようとか、どこかの企業を陥れたいという意図は全く無くて、ただ単に個人的な思い出です。受けようと思った企業は適度に悩んだ末に、自分の人生をかけても良いと思えるような企業だと思って受けました。それに、このブログに書こうと思ったのも、それぞれ自分の意識を変えるほど大きく影響を受けた”人”や”製品”があるところを名前上げてみたいと思ったまでです。自由応募では全滅だったので失敗談として書くつもりです。

ざっくりと日程

  • 12月:スーツなどの準備、企業説明会数カ所(就活関係なくロケット作っていたり、高校生にロケット作りを教えてた記憶がほとんど)
  • 1月:企業説明会8回(学内の説明会含む)、3日間のインターンシップ@関西
  • 2月:エントリーシート(ES)6社提出、説明会6回、工場(会社)見学2回、面接1社(2回)
  • 3月:工場見学4回、説明会2回、面接3社(3回)、ロケット打ち上げ2回3機(内2機は高校生分)@伊豆大島&和歌山
  • 4月:面接4回
  • 5月:面接2回(内々定先)

合同説明会みたいなものには2回うちの大学限定のものに行ったぐらい。意識あげておくために行ったけど、その目的以上でもそれ以下でもない感じでした。活動としては世の中の就活生からしてみると少ないかもしれないけど、うちの大学のうちの専攻だと多いほうだと思います。12月1月は遊びみたいなもので楽しく過ごし、2月3月は緊張してバタバタ忙しく過ごし、4月5月は諦めてのんびり過ごした感じです。

目指したところ

「自己分析をしましょう」ということを散々言われるけど、宗教や自己啓発でも形を変えてやっていることであり、有意義なことは間違いない。しかし、心の安定を保つために有効な部分がほとんどで、大げさに言うと血液型診断と変わらないと思っています。

そんなことで自己分析してみます。偏差値高めの国立大工学部の修士卒という立場ながらも、成績が悪く大学の授業の意味に疑問を感じて出席率も悪くて病気がちで留年してる自分という前提込みで考えます。学部から人力飛行機とロケットと散々ものつくりしてきて、自分の持ち味を殺さないような場所となると自然とメーカーに近いところに興味が湧きます。その中で、2つ方向性があって、1つは国家事業のような”大きなプロジェクト”を引っ張っていく仕事、二つ目は”まだ世の中に無い新しい物”を開発する仕事、と考えていました。(本心としては大げさなことは考えず、”面白そうなことを自分の目で見れて関われる人生でいたい”ぐらいのユルイ感じでした笑)

志望業界としては1.”大きなプロジェクト”としての「航空宇宙産業・重工業」、2.”新しいもの”ということで「精密・エレクトロニクス」を考えていました。

工場(会社)見学

「大きなプロジェクト」、「新しいものを作る」、「航空宇宙」この3つのキーワードとして以下の会社見学をさせてもらいました。本当はこの倍ぐらい行きたかったが、ロケット作ってたり、他の面接とかぶったりと、日程が合わずこれだけの会社に見学させてもらいました。どこも非常に親切に対応してくれたので、ハズレなく良い会社にばかり見学行けたと思います。

キーエンス@新大阪本社ビル

新大阪駅近くのキレイなビルで開発の仕事を見させてもらって社員の方と2時間ぐらい話せました。事前に本になってる資料など配布してもらっていることもあって、自分のイメージしている製品開発の雰囲気と合致していたことが確認できました。世間で言われているほど死ぬほど大変ってことはなくて、純粋に面白そうだと思いました。利益を生むってどういうことなのかを考えさせられて、勉強になったという意味では一番有意義でした。唯一工場ではなくて、設計開発している場所を見せてもらえたのも興味が湧いた理由かも。12人いて3人グループになって見学。

三菱重工@名古屋航空宇宙システム製作所

Boeing787や777の部品、MRJの一部を作っているところを見せてもらいました。見学の後すぐに面接だということで楽しんで見れたわけではなかったですが、航空機を作っているところは他の業種の製品とは全然違って興味深かったです。工場自体はゼロ戦作っていたような工場だけあって、とにかく古い。驚くほど大きい工作機器もたくさんあったりして、ずっと興奮しっぱなしでした。敷地面積の割りに工程や製品が多いからだろうか、ラインの改善すべきところは多いなと思いながら見ていました。20人ぐらいで見学。

IHIエアロスペース@群馬富岡事業所

就活ではないが、この時期に見学のチャンスがありました。昔からの日本のロケットが展示してあったり、H2ロケットの筐体や筐体を作るための釜(オートクレーブ)が見れたり、宇宙機器を作るための大きなクリーンルームが見れたりと、とにかく圧倒されました。ロケットについては前から興味があって調べていたので歴史背景もわかっていたので実際にこの目で見れただけで感動しました。説明員の方がとても楽しそうに説明してくれたこともあって、非常に好印象でした。衛星用のロケットの燃焼試験をやっているということで、大きな音が出ても大丈夫なぐらいの田舎ではありました。25人ぐらいで見学。

東レ@滋賀

工場内部を見せてもらって社員の方と話をする見学会だったが、会社に対して思い入れが強くなるような見学会ではなかったです。工場内のタービンを見せられても困るし、見せてもらったものもよくわからないものでした。機電系の職種は向かないなと思わせるものでした。あの見学会で会社に興味を持つ人を求めているなら自分は範囲外だと思えたのは収穫だと思います。これから確実に成長する会社でも自分との適応こそが大切だと考えるにはとても良い機会でした。見学者30人の名簿がチラッと見えたが、見学者30人中28人が旧帝大・東工大・早慶で占められていて学歴フィルタ見たいものを露骨に感じたのも(採用には関係ないしにしても)引いてしまいました。

新日鉄@千葉県君津

製鉄所はとにかくスケール感がすごい。映画の中にいるような、アーマードコアの世界に入り込んだような、自分が小人になったような、そんな場所でした。高炉に登ったり、ドロドロの鉄が連続鋳造に流れていく様子や赤熱した鉄の塊がドンドン伸ばされていくのを見せてもらいました。案内してくれたOBさんが楽しそうに説明してくれたこともあって、機械屋さんとして自分の責任で大きなシステムを改良していくならこれ以上のところは無いなと感じました。工場見学としては一番面白かったです。行く機会さえあれば、何度行っても楽しめそうでした。技術やノウハウはすごいが、鉄という業界としては今後どうなるんだろうなという漠然とした不安みたいなものは払拭されなかったのが気になりました。6人で見学。

日立@茨城

同じ機械系の専攻の人たちとバスで1泊2日の日程で見学でした。日立~のハイテク、製作所、インフラシステム社、中央研究所を見せてもらいました。人力飛行機サークルの延長と捉えやすい雰囲気があって、「工場」・「ものつくり」という自分の中のイメージと一番近かったです。中央研究所は大学の延長だと感じました。インフラシステム社は鉄道システムや電力システムのインフラ部分を作っていて、地味だけどこれが日本を支えているなと感じて興奮しました。重電から家電からインフラまで見せてもらって、技術の日立というのは本当だと感じました。ただ、技術に偏重しているがために利益より”国のため”や”技術開発優先”の傾向も(特にうちの大学のOBに説明してもらったからかもしれないが)あるなと感じたのが気になりました。「ここに絶対に行きたい!」と思うことは無かったですが、日立はあまりに大きすぎて日立の中でも場所によって雰囲気が全然違うなと感じたので自分の見て聞いた部分も極一部なんだろうなと思います。貸切バス1台の人数で見学。

 長い

短くまとめようと思ったらこんなに長い文章になってしまった(汗

面接受けた話は短く次回にしようと思います。(気が向いたら

就活思い出し1” への2件のコメント

  1. すばらしいまとめをありがとう。目標にむけてどのように戦略を立てて実行したか、の部分もあるといいなあ。あと今後のキャリアプランとか。

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