”ちょっとすごいロガー”の便利な使い方について気が向いた時にまとめていきます。
GPS受信機として
ちょっとすごいロガーの基本的な使い方として4つの動作モードがあります。
- LiPo電源もしくはモバイルバッテリー等USB電源を使ってデータをSDカードに保存していく
- SDカードを挿してUSBでPCに繋いで外付けメモリとしてSDカードの中身を読む
- USBを経由してPCに現在の計測値のデータ流し込む
- PC接続のGPS受信機単体として使う
この4番目のGPS受信機単体として使うモードを使うと載っているu-bloxのGPSモジュールNEO-6Mの評価基板として”ちょっとすごいロガー”が使えます。PCと繋げて色々と遊べます。
GPSダイレクトモードにする
ちょっとすごいロガーに挿れるmicroSDカードには通常はログ保存ファイルとして”LOG.DAT”が生成されます。GPSダイレクトモードにするにはこのmicroSDカードの中に”direct.gps”という名前の空ファイルを作ります。空ファイルは空のテキストファイルなどを作っておいて、ファイル名を変更すれば作れます。
direct.gpsファイルを作ったらPCとUSBを挿し直します。そうすると余計なデータ無しでUSBとGPSモジュールが直接繋がります。
u-bloxのGPSモジュールを使っているので、Windows専用ですが、u-centerというソフトを使ってどのようなデータが吐出されているか見れます。
ソフトの使い方はどこかのドキュメントを見てもらうことにして、、、緯度経度はもちろんのこと、受信しているGPS衛星の見えている角度や受信強度などなどたくさんの情報が見えます。
ちょっとすごいロガーにはGPSモジュール用のEEPROMは入れていないので、電源を入れなおすとNEO-6Mは初期設定の出力に戻ってしまいます。設定をずっと生かすにはファームウェアを変えて書き込むしかありません。
CFGなどをいじると出力されるセンテンスが変わったりします。下の画像ではNMEAセンテンスという標準的なセンテンスを出力させています。設定を変えて遊ぶという評価基板としては使える機能だと思います。
直感的には使いにくいかもしれませんが、u-centerはGoogleEarthに出力出来たり便利です。
あと、NEO-6Mには隠しコマンド的なものもあるようです。。。隠しコマンド使うとスゴイことになります。