ちょこっとづつ売れているちょっとすごいロガーの便利な使い方その2。
気圧計として
どうしても本質的な部分以外から説明したくなる性分なので、気圧計としての使い方の説明です(笑)ちょうど春一番のときに強い低気圧が関東を通り過ぎていったので、一日気圧測ったら面白そうと思っておもむろに測ってみました。
構成
microSDを挿して、適当な電源、今回はスマホ用モバイルバッテリーに繋げて電源ON。適当に外に一晩放置。
結果
NinjaScan-LiteのGUIソフトを使用して、microSDに保存されているLOG.DATファイルをCSV形式のファイルに変換。
グラフ化するとこんな感じでした。
気圧計(MS5611)の中に入っている温度計はかなりいい加減だし、個体差が大きそうなので、気温は当てになりません。気圧は当日の気圧配置からしてもそれっぽい感じでした。
気圧高度計として
気圧がわかると海面高度の気圧との差圧で現在の高度がわかります。
などを利用して計算できます。真面目な資料をみようと思ったら理化学年表や国際標準大気モデルの1次資料として
International Standardization Organization, STANDARD ATMOSPHERE, ISO 2533:1975,1975
などを参考にして計算します。
はじめまして。貴職のHPを参考にさせていただいております。つかぬことをお聞きしたいのですが、MS5611の気圧センサを使用される場合に、傾斜などの補正をされておりますでしょうか?私が使用する同センサは、ブレッドボ-ドに指した状態で、30度程度の傾きによって高度換算で1m程度気圧が変動します。また、人体の容量と思しきノイズを敏感に拾います。このセンサはこういったものなのかアドバイスいただければ幸いです。
よろしくお願いします。