昨年も見学しにいった人力飛行機作ってるチームで鳥人間コンテストに出場しなかったチームが合同でフライトを行なって交流しようっていう、交流飛行会を見に行って来ました。
交流飛行会のページ:http://www21.atwiki.jp/trimaniax/pages/203.html
昨年見に行った時の記事:http://www.ina111.org/archives/36
東海大、早稲田大学、静岡大、東洋大のチームがいて、それぞれ機体展示やフライトをやっていました。早稲田大学WASAはカッコイイ機体でキレイなフライトしてました。時代の経過を感じます(笑)。静岡大の低翼機の機体は着地時に桁が折れてしまっていました。こういうインシデントを現役で人力飛行機作ってる人たちが自分の目で見る機会があるっていのは、絶好の勉強の機会だなぁと感慨深く感じていました。静岡大さんは可哀想だったけど。
各チーム夜から組立。東海大TUMPAが展示のために組み立てている様子。
早稲田大学WASAのフライト。フライトも競技として点数付けされていて、今回の優勝とのこと。
静岡大ヒコーキ部。着地の瞬間に桁が折れた。低翼でV字尾翼という面白い機体だっただけに残念。
Toida先生の電装品も展示していました。去年も見させてもらいましたし、別機会にもちょくちょく話していますが、少し進化してるみたいです。何度見ても完成度高くて感動します。電装品までリソースが回らないチームは積極的にToida先生に連絡してこの装置搭載するようにしたらいいのに。工作からエンジニアリングに進化すると思う;-)
Toida先生のシステムですが、新しいセンサとしてピトー管と気圧センサを載せていました。人力飛行機の速度領域だと、絶対圧計のダイヤフラムが振動によってノイズに埋もれるなどあってピトー管で定量的なデータを出すのは難しいのだとか。気圧センサについては自分の前の記事にあるやつと同じです。
富士山がキレイに見える晴天のもと、たくさんの人が集まるイベントになってきたなぁという印象でした。自分が見に行くかは別にして来年以降も続くといいなぁ。
海外での似たような動き
Icarus Cup for Human Powered Aircraft 2012なるものがあってこれはイギリスで学会巻き込んでやってるみたい。鳥人間コンテストがない海外においても真面目に人力飛行機作ってる人たちがいるんだなぁっていうのが興味深いです。動画もうまく編集されててカッコイイ