Make Faire Tokyo 2012出ます

去年はMake Tokyo Meetingって名前でしたが,今年は名前変わってMake Faire Tokyoってイベント名に変わった同じような内容のイベントが明日明後日開催されます.

http://makezine.jp/

そこに展示者として参加します.詳しくはお師匠様(fenrirさん)のブログ記事

今回は「水がこぼれないお盆」がメインです.

企画から1ヶ月で構造担当が自分,TinyFeatherをfenrirさんが担当.プラス,余裕があったらArduinoでコントローラを自分が作るという感じでした.

制御器としての中身はTiny FeatherとArduinoの2種類(の予定だけど,自分で作っているArduino版の調子良くないorz)です.

大きな地球儀があるところの近くの飛行機な人たちが固まってるところにいます!ハイテクなおもちゃを触りに来て下さい!かわいらしいウェイトレスさんがお店番してくれるので自分はフラフラしてるかもです!

動画はパラメータ調整前なので,実際はもう少し動きが良いです!

チラシというかフライヤーはこんなのを配布します.

 

 

翼型とかの図面出力について、C#で作ってみた

まえがき

前の記事の続き

プロペラの渦法のGUIソフトを引き続き作っています。空いた時間にやってるのでのんびりのんびり・・・

現在のところ渦法とLarabeeの設計法、Adkins & Liebeckの設計法(翼素運動量理論Blade Element Momentum theory:BEMとかとも呼ばれたりする)と設計した翼の性能解析を実装しました。基本的には以前に作ったものの移植です。
機能は整ってきたので公開しようとおもうのですが、クラス設計を見直したいのでソースが整ってきたら公開します。

そんな中

製作段階になると、設計できたプロペラの翼型を印刷したいという要求があります。作っている人達は大抵、翼型データベースから持ってきた翼型datファイルをCADに持ってきて印刷したりしてるかと思います。
設計結果からExcelなどで翼型datファイルを拡大、回転させてCADにインポートして印刷してたりするんでしょうか。
業務としてやるなら、CADについてるスクリプトで書くのが普通でしょうか。
そこで、いま作っているプロペラ設計ソフトに翼型印刷機能を付けようと計画してコード書いていました。
しかし、ソフトに組み込むような機能では無いなと思ったので、ここで翼型印刷機能だけ別ソフトにして公開しておきます。
他記事
鳥人間の現役の人が翼型印刷について頑張って書いた記事は以下のようなものがあります。
設計の為の言語としてOctaveを勧めてしまった経緯もあって細かい技術的な工夫をして作っているのがわかります。

C#で作ってみた

Visual Studio使ってC#によって翼型datファイルの読み込みと拡大縮小・回転、印刷機能を作ってみました。
これを元に機能を追加することによって汎用的なソフトになるかと思います。
元ネタとしては自分が昔いたサークルで作られていたAirFoilPrinterというソフトです。ソース読んだことないけど、多分これをブラッシュアップしたものな気がします
車輪の再発明すぎるものではありますが、ネット上に挙がってなさそうでしたのでブログにしてみました。
ソースだけ晒しておきますが、もし欲しい人がいればexe形式で公開します。
ポイントとしては
csvなどのカンマ区切りではなく、スペース区切りになっている翼型datファイルを読み込むために数字の部分だけをx座標y座標のコレクションに追加している点。
AeroFoilクラスにDrawメソッドを作って
画面への描写と印刷面への描写に対応しているところです。
ミリメートル単位にしているので解像度など気にしないで大きさを直接指定できます。
あとはGUIを作る部分なので大した意味はないです。
188行目などのグラフィックの単位をミリメートルにした点がポイントです。
e.Graphics.PageUnit = GraphicsUnit.Millimeter;
あと見てもらいたいのは後半のAeroFoilクラスの翼型読み込みのためのメソッドと描写のメソッドの部分です。
AeroFoilクラスのポイント部分だけ抽出すると以下です。全文は一番下にあります。