ちょっとすごいロガーを便利に使う(3)無線化

 

販売中のちょっとすごいロガーが無線機をつながるようなファームウェアのアップデートが行われました。

Super Sylphide 進捗状況(76) -- ちょっとすごいロガー (NinjaScan Light) テレメトリ機能

概要

新しいファームウェアを書き込んで、さっそく手元にあったXBeeと繋げました。繋げるだけで簡単にPCにデータが送られました。

MicroSDに保存されたりUSBから吐出されるよりはセンサーのデータ量が減る仕様になっていますが、使用用途の幅が広がります。

既に購入された方はファームウェアのアップデートが必要です。アップデートには書き込み器が必要です。無線機対応が必要な方は書き込み器を自分で用意するか、こちらに連絡された上でちょっとすごいロガーをご購入下さい。

UARTのインターフェイスが出ている無線機ならなんでも繋がるので、XBee以外でもTWE-Strongなど八木アンテナなどゲインの高いアンテナを取り付けられる2.4GHz帯の無線機、MU-2などの特定小電力無線のモデム、TNCなどなど色々と繋げられます。

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ファームウェアを変えるTips

ソースのリポジトリのfirmware/の中にある

  • f38x_uart1.cの中の#define DEFAULT_BAUDRATE
  • data_hub.cのwhether_send_telemetry、
  • gps.cのmake_telemetry = TRUE;

あたりを参考に書き換えます。

 

ちょっとすごいロガーを便利に使う(2)気圧計として

ちょこっとづつ売れているちょっとすごいロガーの便利な使い方その2。

気圧計として

どうしても本質的な部分以外から説明したくなる性分なので、気圧計としての使い方の説明です(笑)ちょうど春一番のときに強い低気圧が関東を通り過ぎていったので、一日気圧測ったら面白そうと思っておもむろに測ってみました。

構成

microSDを挿して、適当な電源、今回はスマホ用モバイルバッテリーに繋げて電源ON。適当に外に一晩放置。

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結果

NinjaScan-LiteのGUIソフトを使用して、microSDに保存されているLOG.DATファイルをCSV形式のファイルに変換。

スクリーンショット 2014-04-05 02.45.56

グラフ化するとこんな感じでした。

気圧計(MS5611)の中に入っている温度計はかなりいい加減だし、個体差が大きそうなので、気温は当てになりません。気圧は当日の気圧配置からしてもそれっぽい感じでした。pressure  無題 (2)

気圧高度計として

気圧がわかると海面高度の気圧との差圧で現在の高度がわかります。

気圧から標高を計算

などを利用して計算できます。真面目な資料をみようと思ったら理化学年表や国際標準大気モデルの1次資料として

International Standardization Organization, STANDARD ATMOSPHERE, ISO 2533:1975,1975

などを参考にして計算します。

OculusRift対応のHPASimを体験した話

ニコ生イベントに製作者代打として紹介してくるはずだったのに、不手際で紹介出来なかったので、反省として、こっちに記事として。。。

HPASim

メカ徒然日記

で開発が現在進行形で進んでいる人力飛行機のシミュレータHPASimがOculusRift対応でになっています。

普通に人力飛行機のシミュレータとしてもかなり出来がよくて、良い感じだなぁと前から触っていましたが、OculusRift対応になった上に、ペダル式の健康器具にmbed付けて回転数計付けて体験ゲームになっています。

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ゲームしている製作者のmekaくん。傍から意味分からないけど、実際にやってみると没入感すごい。視覚+身体の一部とゲームが連動しているとゲームの中にいるという錯覚が増します。

Cd値が実際より低めで中々落下しないことと、重心位置が違うのか頻繁にエレベーター切らないといけなかったりと、細かな数字の修正はまだありそうでした。しかし、動作がかなり本格的で、人力飛行機の操縦ってこんなに難しかったのかとビックリします。ラダーを切っても中々反応しなくて難しいのと、ロール方向の傾きが滑ってからしか直らず飛行機の教科書通りだ!ってのが感動ポイントです。

人力飛行機作っている人は体験した方がいいです。

非情報系の人がこれを日曜プログラマとして作ってしまっているのがすごいです。

UnityとOculusRiftは勉強する必要のあるものに比べて成果物がスゴイものができやすいので激アツです。

ちょっとすごいロガーを便利に使う(1)GPS受信機として

”ちょっとすごいロガー”の便利な使い方について気が向いた時にまとめていきます。

GPS受信機として

ちょっとすごいロガーの基本的な使い方として4つの動作モードがあります。

  1. LiPo電源もしくはモバイルバッテリー等USB電源を使ってデータをSDカードに保存していく
  2. SDカードを挿してUSBでPCに繋いで外付けメモリとしてSDカードの中身を読む
  3. USBを経由してPCに現在の計測値のデータ流し込む
  4. PC接続のGPS受信機単体として使う

この4番目のGPS受信機単体として使うモードを使うと載っているu-bloxのGPSモジュールNEO-6Mの評価基板として”ちょっとすごいロガー”が使えます。PCと繋げて色々と遊べます。

GPSダイレクトモードにする

ninjascanlite-gps

ちょっとすごいロガーに挿れるmicroSDカードには通常はログ保存ファイルとして"LOG.DAT"が生成されます。GPSダイレクトモードにするにはこのmicroSDカードの中に"direct.gps"という名前の空ファイルを作ります。空ファイルは空のテキストファイルなどを作っておいて、ファイル名を変更すれば作れます。

direct.gpsファイルを作ったらPCとUSBを挿し直します。そうすると余計なデータ無しでUSBとGPSモジュールが直接繋がります。

u-bloxのGPSモジュールを使っているので、Windows専用ですが、u-centerというソフトを使ってどのようなデータが吐出されているか見れます。

u-blox社のu-center配布場所

ソフトの使い方はどこかのドキュメントを見てもらうことにして、、、緯度経度はもちろんのこと、受信しているGPS衛星の見えている角度や受信強度などなどたくさんの情報が見えます。

ninjascanlite-ucenter

ちょっとすごいロガーにはGPSモジュール用のEEPROMは入れていないので、電源を入れなおすとNEO-6Mは初期設定の出力に戻ってしまいます。設定をずっと生かすにはファームウェアを変えて書き込むしかありません。

CFGなどをいじると出力されるセンテンスが変わったりします。下の画像ではNMEAセンテンスという標準的なセンテンスを出力させています。設定を変えて遊ぶという評価基板としては使える機能だと思います。

ninjascanlite-ucenter2

 

直感的には使いにくいかもしれませんが、u-centerはGoogleEarthに出力出来たり便利です。

あと、NEO-6Mには隠しコマンド的なものもあるようです。。。隠しコマンド使うとスゴイことになります。

 

ちょっとすごいロガー販売開始

開発を続けているちょっとすごいロガー(NinjaScan-Lite)の販売をBASEというネットショップで開始しました。BASEは働いている六本木のシェアオフィスですぐ近くにいた(今は渋谷にお引っ越し)会社さんなので雰囲気分かっているので安心です。

下のリンクから購入可能です。クレジットカードと銀行振込に対応しています。その他、問い合わせしてもらえれば対応させて頂きまっす。

この商品はオープンソースを独自に商品化したもので、ソース元に販売等の本商品に関する問い合わせは行わないでください。

(追記)

サポートページ作りました。

http://www.ina111.org/ninjascan-light